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講義の基本的な情報

本講義の基本的な情報

本講義の目標(シラバスより)

電気回路とは、抵抗、電池、コンデンサ、コイルなどの回路素子を接続したものである。また、電気回路理論とは、電気回路中の電流や電圧の挙動を調べて理論化するものであり、電気回路学とは、それらの理論を体系化したものである。本授業では、情報科学のもっとも基礎的な構成要素の 1 つである電気回路の基礎理論を学ぶ。
 情報科学を学ぶ者にとって、ソフトウェアはもちろんのこと電気回路の理解は必須である。これは、ソフトウェアを動かすハードウェア、つまり、コンピュータアーキテクチャやその応用システムが、電気回路と電子回路で構成されているためである。
 到達目標は以下のとおりである。括弧は目標を到達する際に、理解すべき用語である。

  1. 基本回路素子の電流と電圧の関係を説明できる。(抵抗、コイル、コンデンサ、オームの法則)
  2. 直流回路の電流、電圧、電力を計算できる。(直列接続、並列接続、ブリッジ)
  3. 複素数の考え方を用いて、交流回路の電流、電圧を計算できる。(インピーダンス、アドミタンス)
  4. 交流回路の電力を計算できる。(有効電力、無効電力、皮相電力、複素電力)

講義内容(シラバスより)

  • [第 01 回] イントロダクション
  • [第 02 回] コンピュータと電気回路
  • [第 03 回] オームの法則と電力
  • [第 04 回] キルヒホッフの法則
  • [第 05 回] コンダクタンス、電流源と電圧源
  • [第 06 回] 重ねの理
  • [第 07 回] テブナンの定理とノートンの定理
  • [第 08 回] ここまでの練習問題
  • [第 09 回] 交流回路の基礎知識
  • [第 10 回] 交流回路の複素ベクトル表現
  • [第 11 回] 基本素子の交流回路
  • [第 12 回] 組み合わせ素子の交流回路
  • [第 13 回] 交流の電力
  • [第 14 回] 講義のまとめ